しの笛の袋について
しの笛の入れ物はいろいろあり、人それぞれの工夫もあったりして面白いものです。ここでは私の使っている笛袋やいろんな方のアイディアを御紹介したいと思います。
オーソドックスな笛袋、口のところを折り返してひもで巻いて止めるタイプです。
工房KUREISHI考案のくるくると巻くタイプ、ちょっと現代風な感じがします。
正方形の布があれば作れるので大判のハンカチなどが利用できます。同じ物が二つ出来ます。
こちらは能管の中袋にヒントを得て作ったもので、袋の横の部分から笛を取り出せるタイプ。スピーディーに笛を出し入れしたいときはとても便利です。ずいぶん愛用してすり切れてしまいました。
工房KUREISHIの作。
製図入れ、仕事の時は何本も持ち歩くので以前は製図入れで背負って歩きました。笛用の鞄も売ってますが、人混みや電車の中では縦に持つほうが邪魔になりにくいのでこれが気に入ってました。
軽くて丈夫、長さも調節できて、しかも「なんだろう?」と人に怪しまれることもありません。
生徒さんの I さん考案の笛入れ、製図入れのデメリットは入れる笛が少ないと隙間で笛が泳いで
ガタガタすることでした。このタイプは何本でも、どんな長さでも対応できる優れモノです。
「置き忘れ対策」として目立つ色で作りました。でも、ちょっと目立ちすぎですね。
生徒さんのOさん考案、製作の古い帯を利用した笛入れ、最近頂いた物です。
もとが帯地なせいか和服にもよく合いますし洋服でもお洒落な感じでお気に入りです。
たいがいこれを風呂敷で包んでバッグに入れますが、笛が長いのでバッグからはみ出すことが多く、風呂敷では目立つからとバンダナで包む人もいます。他には、笛の保護のためか卒業証書入れに入れていた人もいて、蓋を開けるたびにシュポッと陽気な音を立ててらっしゃいました。また、昔の生徒さんで笛袋のままの笛を黒の革ジャンの背中にさして、バイクに乗っていた人もいらっしゃいました。
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